ウコンの黄色い色素[有効成分クルクミン]で肝臓を元気に!
■ウコンとは
ウコンはターメリックという名前でも広く知られ、カルシウム・鉄・カリウム・亜鉛・セレニウムなどの天然ミネラルや食物繊維を豊富に含み、主に肝機能を高める効果があります。とくにウコンの黄色い色素であるクルクミンには胆汁分泌促進作用があり、体内の有害物質の処理能力を強化する効果があるといわれます。
■ウコンの効果
ウコンは肝機能を強化することで、血液中の有害物質を取り除き血液の流れをよくします。その結果コレステロールや中性脂肪を下げる作用も期待できます。アルコールや油っぽい食事の好きな方は、ウコンを摂ることをおすすめします。
■美肌・美白にも効果的
ウコンはまた最近では肌と肝臓に密接な関係があることがわかってきています。肝臓のはたらきが弱くなると、食事などで取り込まれた体内の有害物質を処理しきれず、有害物質や老廃物が混じったままの血液を全身に送り出してしまいます。
その有害物質が肌に溜まってメラノサイトを刺激するためメラニン組織が活性化し、肌のシミの原因になるといわれています。肝臓を元気にするウコンは美肌・美白にも効果的なのです。
■春ウコン、秋ウコン、紫ウコン
ウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコンなどの種類があり、クルクミンを最も多く含むといわれる秋ウコンがお酒飲みには人気。また春ウコンは精油成分、ミネラルをバランスよく含んでおり、美肌のために飲んでいる方にも人気です。紫ウコンはシオネールやアズレンなどの精油成分を多く含み、強い殺菌作用があるといわれます。
★スパスパ(12/02)放映〜効かせるウコンの使い方 |
■驚くべきウコン(ターメリック)の効果 *ウコンとターメリックは同じものです。
・ウコンは女性をキレイにする! ウコンは血液をキレイにし、美肌、便秘、むくみ、疲れ、脂肪にも効く万能アイテム!最近女性に大変人気があります。
・ウコンはカゼに効く ウコンは殺菌作用にすぐれ、カゼ予防にも効果的。コップ1杯の水にウコンの粉小さじ1を入れてうがいするとカゼ予防に。
・ウコンで冷え性改善 ウコン大さじ1を15リットルのお湯に入れ足湯をすると、全身の血行がよくなり冷え性改善に効果的。
・ウコン(ターメリック)+ホットミルクでアレルギー、花粉症予防 ウコンには抗アレルギー効果もあり、ホットミルクにターメリック(+お好みで砂糖)を入れたものがインドではよく飲まれているそうです。
・アルツハイマー、がん予防にも 最新の研究結果では、アルツハイマーやがん予防にも効果があるとの報告がされているそうです。
■ウコンを摂るなら秋ウコン! ウコンには様々な種類がありますが、中でも秋ウコンは有効成分クルクミンが最も多く含まれておりオススメ。クルクミンは肝臓の解毒機能を高め体内毒素をなくしてくれるのだそうです。
■ウコンを料理で上手に摂る4つのポイント 1.ウコンとターメリックは同じもの。料理で使って上手にウコンを摂取! 2.クルクミンは水に溶けません。油と使う&加熱することで吸収がよくなります。 3.
長時間の加熱は栄養成分が壊れるので、手早く30分以内で調理しましょう。 4.
大豆レシチンと一緒に摂ると、肝臓強化に違った役割があり効果がアップ!
■ウコン豆乳カレーの作り方(4皿分)
【材料】ターメリック大さじ1、カレーパウダー大さじ2、クミン小さじ1、オリーブオイル大さじ2、しょうが&ニンニクの千切り各小さじ1、じゃがいも1個、レンコン1節、ごぼう1/2本、砂糖大さじ1、豆乳1カップ、水1カップ、塩小さじ1、コショウ少々、赤ピーマン1個、ブロッコリー1/2房、レモン汁大さじ2、しょうゆ大さじ1/2
【作り方】ターメリック、カレーパウダー、クミン、しょうが&ニンニクをオリーブオイルで熱し、じゃがいも、レンコン、ごぼう、砂糖、豆乳、水、塩、コショウを入れ弱火で10分煮る。最後に赤ピーマン、ブロッコリー(軽く火を通しておく)、レモン汁、しょうゆを入れ完成!
*ウコンの有効摂取量は1日3〜5グラム。過剰摂取は副作用を招きます。適正量を守って摂りましょう。内臓疾患のある方、妊娠中の方は摂取しないほうがよいそうです。
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