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■白髪予防に効くのは?
白髪予防には、メラノサイトの活動を活発にすることが大切。
髪の健康に欠かせないのは、たんぱく質、亜鉛、銅、ビタミンA、C、B群ですが、ミネラルバランスが崩れると、毛乳頭の働きが悪くなるため、亜鉛と銅は白髪予防に深く関わりがあります。
亜鉛は、牡蛎、玄米、ゴマ、アーモンド、海藻、緑茶などに豊富に含まれています。銅は、メラニン色素を合成するのに欠かせないため、白髪予防に効果的。不足すると髪の毛の色が薄くなったり、抜け毛にもつながります。銅は、牡蛎、エビ、牛レバー、アーモンド、大豆などに豊富です。
昔から白髪予防には、ゴマ、海草がいいといわれます。ゴマはカルシウム、鉄などのミネラルが豊富で、ビタミンB1、B2も含みます。ビタミンEも多く、血行がよくなり、毛髪に栄養が行き渡り、髪にもつやが出て、白髪予防につながります。また、海草に含まれるケルプも白髪予防によいといわれます。漁師町には白髪が少ないことから、魚介類のDHAの白髪予防効果も注目されています。
■白髪の原因は?
白髪の原因は、色素細胞(メラノサイト)の働きが、何らかの原因で弱まったり消失したりして、髪を黒くするメラニン色素がつくれなかったためと考えられています。現在のところ白髪の原因と考えられているのは、次の5種類です。
(1)遺伝 男性型脱毛症にも共通する白髪の原因のひとつ。だが、どの程度関連があるかは解明されていない。
(2)加齢 体の老化によって、当然、色素細胞(メラノサイト)も弱ってくるため白髪の原因に。
(3)生活環境 気温などの外的なものはもちろん、食生活や頭皮のケアの状態によっても大きく左右される。
(4)病気 慢性の胃腸疾患やマラリア、貧血症、甲状腺疾患などの病気があると、急に白髪が増えることがある。また、尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)ができるとその部分が白髪になったり、円形脱毛症が治るときに白髪になるケースも。これらは、病気が完治すると、元の黒髪に戻る場合もある。
(5)ストレス 毛髪とストレスの関係は深い。「苦労すると白髪が増える」といわれるのも、あながちウソではない。
これらの原因がひとつあるいは複数重なって白髪が進行すると考えられています。しかし遺伝や加齢による白髪だからといって諦めてはいけません。適切なケアや健やかな生活習慣によって、ある程度は白髪の発生を遅らせたり、減らすことはできるのです。
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