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茶カテキンはダイエットに効果的。抗がん作用も注目!
■茶カテキンとは
茶カテキンとは茶の渋味の元であるタンニンを形成する成分の一部で、抗酸化作用で知られる化合物ポリフェノールの一種です。茶の抗酸化作用はココアの50倍ともいわれます。
茶は動脈硬化症の予防、血中コレステロールや中性脂肪、血糖値の上昇を抑えることもわかっています。ダイエットや生活習慣病の予防にも効果的ですので、「茶粉末」を生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょう。
茶には数種類のカテキンが含まれていますが、中でもカテキンの50〜60%を占め、抗酸化作用による生理活性が最も強いことで知られているのがエピガロカテキンガレート(EGCG)。
九州大学の最新の研究(2004/3/15発表)によると、この茶カテキンのEGCGに高い抗がん効果があることが立証されました。実験では、数杯の茶を飲むだけで、がん細胞で特に増えるたんぱく質(67LR)の増殖を40%抑制しました。
■茶カテキンを効果的に摂るには
茶カテキンEGCGは紫外線を防ぐ目的で生成される成分のため、 1.五月初旬の一番茶より、真夏の二番茶、三番茶に多く含まれる 2.日光を遮断して栽培する玉露茶より、露地で栽培する茶に多く含まれる 3.高い温度のお湯でいれるほど多く抽出される ということです。
■茶粉末で有効成分をすべて摂取!
普通にお茶をいれて飲んだ場合、カテキンやビタミンC、B1、B2など水溶性の成分は摂取することができます。
しかしβカロチン(=体内でビタミンAに変わる)やビタミンE、食物繊維などの不溶性の成分は茶ガラとして捨てられてしまっているのです。これはお茶の成分の70%を占めるといわれています。もったいない話ですね。
ではどうすればいいのでしょう?それは「茶葉を粉末にして使う」ことです。茶を食べることで有効成分を逃さず、すべて摂ることができるのです。
最近では下で紹介しているようなお茶ひき器も登場しており、茶を簡単に粉末にすることができます。これで作った茶粉を、 ・お湯に溶いて普通にお茶として飲む ・ヨーグルトに入れて食べる ・焼酎に入れて茶割りに ・天ぷらなどの衣に入れる ・お風呂に入れる(抗菌・消臭作用) など、使い方は工夫次第でいくらでも広がります。
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